ARCHIVE  ENTRY  COMMENT  TRACKBACK  CATEGORY  RECOMMEND  LINK  PROFILE  OTHERS
<< August 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 【バリ島】就職活動、開始!!!!! | main | 【バリ島】日系村社会、バリ >>
2011.01.22 Saturday

【バリ島】変わりゆくバリ島と、救急車の呼べない島

先日、こちらに長い間住んで
近々完全帰国する日本人の方と、お話する機会がありました。

なぜ帰国を決意したかを聞くと、

「バリ島はここ20年で本当に変わってしまった。
昔は、こんなにみんな、お金お金っていう感じじゃなかったんだよ。
みんな貧乏だったから、それで仲良くやっていたんだ。


最初は、タンジュンベノアっていう土地の人間が
マリンスポーツで商売を初めて、
観光客からお金を巻き上げて、
突然裕福になっていったんだ。

そうやって、近くの人間がお金を持ち始めると
やっぱり、周りの人間も、今までその生活に満足していた筈なのに
俺も、俺もってなっちゃうんだよね。

俺自身も変わったよ。
最初はここに住み始めた時はテレビも何もない状態で、
それでも全然生きて行けたのに、ある時から
どんどん物欲に支配されて。。。。

住んでいる人の目ももっと澄んでいたし
ここに移住して来る外国人も、大分変わって来てしまった。


そして、子供達も、そんな大人を見て育つから
お金を巻き上げるのが当たり前、っていう風な常識で育っちゃうだろ?
裕福な子達は裕福な子達で、
メイドに囲まれた生活をしていて
靴下さえもまともに自分で履いた事無くて。
そういう子が、将来海外に出て行った時に、
大丈夫なんだろうかって思うよ。

町では小学生みたいな子が普通にバイク乗り回していて。。。
昔はこんなじゃなかったんだ。

俺は、こんな土地では子供を育てられないって思ってしまった。
他にも理由はあるけど、それも大きな理由だよ。


この土地で、物欲とかから逃れられると思っていたので
彼の言葉はなんだかショックだった。
私の中では「それでも日本に比べれば…」とは思ってしまうのだけど。

多分、そういう「変化」を目の当たりにしてしまったので
今の状態がとても汚く見えてしまうのかもしれない。
私たちは最初から「そういうもの」と思って入って来たけど。

物が増えて行くと 失われて行くものが きっとあるんだな。
どこの土地でも。

来たばかりの私は、それでも この気候と山と海が こんなに身近にある贅沢を
とても素晴らしく思う。
けれど、この土地で育った人が、いったん外の国に出ると
ほとんどの人が帰って来なく無くなるらしい。
結局は無いものねだりなんだと思うのだけど。


話は変わるけど、先日学校の子達と話していたら
この国には救急車を呼ぶ119みたいなものが無いらしい。
保険を持っている人が少ないので、私設のものを呼ぶと
凄い費用がかかってしまうのだ。

「じゃあ緊急の時はどうするの!」と聞いたら
「108があるよ!そこはどこの電話番号も教えてくれるから、
そこから近くの病院の電話番号聞いて、呼んでもらえばいい!」

ってそれ、日本の104じゃん!!!!!
そんな事してたら、
インドネシア語のしゃべれない私とかが怪我したら、
説明してる間に息が絶えてしまうわ!!!!


「停電になった時の、電気屋の救急番号とかならあるんだけどねー。」
ってやっぱり、何かがおかしい… 笑

この国で、怪我はできない、と強く感じてしまいました。

コメント
コメントする








 
この記事のトラックバックURL
トラックバック
Powered by
30days Album